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はじめまして、大竹稽です。
少しだけお時間をください。
私たちは、世界規模の苦しみを共有しました。まさに想定外という形容がふさわしいでしょう。新型コロナウィルスの災厄により、盤石に思えていた社会システムがいかに脆いかを、誰もが実感しました。
さて、あなたは、以前と同じ社会に戻すことに力を注ぎますか?以前とは違う社会になるだろうと感じておられるなら、引き続きお時間をください。
コロナ以前の組織とは、どのようなものだったでしょうか?そして、コロナ以前の個人とは?この問いには様々な答えが予想されますが、少なくとも、コロナ以前は「組織(個人)とは**である」という定式化が可能でした。そして、コロナ禍です。社会システムと同様に、この定式もまた、脆いものであることが暴露されたのではないでしょうか。確かに、定められた成功法則に従うのは、ラクではあります。しかし「嵌る」という表現が示唆しているように、それによって失うものがあります。活き活きとした顔、俯瞰する目、健やかで朗らかな言葉などです。
「組織は人」、武田信玄の思想を援用しました。人が活き活きしていないとき、組織は活力を失います。そのような組織風土は不健康でしょう。
盤石で不変の組織体制などありません。組織が状況に応じるためには、人々が組織を俯瞰していなければなりません。そして、都度、組織なるものをリフレッシュさせるには、人々の考えと言葉が欠かせません。活き活きとした顔、俯瞰する目、健やかで朗らかな言葉を可能にするもの、それが「余白」です。
さて、「余白ってどんなもの?」と心惹かれたあなた。ぜひ、本講座を体験してみましょう。哲学史では、およそ非合理とされてきた「余白」が、むしろ意味あるものとして注目されたのは、西洋の哲学者たちがジャポニスムに触れたことがきっかけでした。そして彼らは、そこに社会と時代の停滞と閉塞を突破する糸口を見出しました。
そして、禅僧から伝授される「余白」。
繰り返します。「コロナ後には、型に嵌った心より、余白のある心が大事じゃないか?」とピンときたあなた、いっしょに新しい時代へ踏み出しましょう。
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